当協会には「手芸の仕事をお願いできる人を紹介してほしい」という依頼が、出版社や放送局からたびたび入ります。
そのつど、お得意の分野や地理的な条件などを鑑みつつ、お力を発揮していただけそうな方に橋渡しをしています。
例えば、最近の刺しゅう部門の例をご紹介してみましょう。
⇩刺しゅうの本を出したお二人
◎関 和子 さん(刺しゅう部門 師範)
刺しゅうの技術と知識を生かし、刺しゅう誌『ステッチイデー』での連載「ステッチマニア!」を担当されていました。
その内容を1冊にまとめ、新作も加えたのがこちらの本です。
「線をまっすぐ刺す」「角をきりっととがらせる」といった、きれいな仕上がりへと導くコツが、写真で詳しく解説されています。
日本ヴォーグ社刊
誰でも上手にできる 刺しゅうのコツ&ユニークなステッチ
関 和子 著
◎宗 のりこ さん(刺しゅう部門 指導員を修了)
色彩豊かで遊び心あふれるオリジナルのクロスステッチ図案を満載した作品集を出されました。
親指姫、人魚姫、雪の女王など季節を感じる物語の図案や、12か月の花を冠した「刺繍ガール」など、季節ごとにノスタルジックでカラフルなデザインが収録されています。
日本ヴォーグ社刊
季節と物語のクロスステッチ
宋 のりこ 著
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⇩刺しゅうの刺し手として協力
こだいらまさこさん(刺しゅう部門 師範)
KADOKAWA刊
パンどろぼう いとしのステッチ&てづくりこもの
原作 柴田ケイコ
大人気の絵本『パンどろぼう』の世界を、刺しゅうとフェルトで手づくりできるように編集された本です。刺しゅう図案は、絵本の中のあのシーン、あのキャラクターたちを再現したものが63点も収録され、バッグやポーチに仕立てる提案も載っています。フェルトで作るおままごとグッズやコインケースなども掲載。
下長根朗子さん(刺しゅう部門 師範)
日本ヴォーグ社刊
山と植物の刺しゅう
真田 緑 著
心地よいデザイン・色合いのイラストレーター真田緑さんのイラストを原画とした刺しゅうをまとめた1冊。著者のデザイン画を元に、下長根さんが刺しゅうを仕上げました。山の景色や高山植物、雷鳥やリスといった動物など、魅力あふれるモチーフが満載です。

小川祐佳さん(刺しゅう部門 師範)
グラフィック社刊
増補版 ten to sen の 模様刺繍
ハンドステッチで描く、素敵な24の図案
点と線模様製作所 岡 理恵子 著
著者の住まう北国の自然、季節の移ろいといった、様々なイメージから生まれる「模様」を、刺しゅう図案にした本です。ワンポイントで刺してもいいし、くり返して刺せば総柄の布としても楽しめる、24のアイディア(うち4柄が増補版での新柄)が紹介されています。

巻末には名前も載せていただいています