キルト日本展とは
当協会キルト部門の発足は1987年、そして『キルト日本展』の第1回は1990年開催されました。
今年の第17回目を実施いたします当コンテストには、現在<トラディショナル部門>、<コンテンポラリー部門>、前回より新設しました<ミニチュアキルト部門>の3部門があります。毎回、日本はもとより、海外からもたくさんのハイクオリティーな作品のご応募をいただいております。
日本におけるインターナショナル・キルト・コンテストの草分けとして、日本のキルト界をリードしているキルト日本展。歴代の入選作品はいずれもクォリティーが高く、国内外から高い評価を受けています。そして、東京都美術館を皮切りに「世界への登竜門」として海外巡回展示を行っており、世界のキルトファンの目を楽しませています。
キルト日本展のあゆみ
■第12回 2013
応募総数 311(国内 308 海外 33)
受賞点数 79
審査員
- 名誉審査:ケイティー・パスクィニ・マソプスト
- 上田葉子(キルト作家)
- 小関鈴子(キルト作家)
- 須藤玲子(東京造形大学教授、テキスタイルデザイナー)
- リンダ・コルシュ(キルト作家)
- 岡本洋子(キルト作家・公益財団法人日本手芸普及協会副会長)
巡回先
- 東京都美術館(2014/4)
- キルトフェスティバルNAGOYA(2014/4)
- 阪神梅田本店(2014/7)
- 第20回ヨーロピアン・パッチワーク・ミーティング-The 20th European Patchwork Meeting(フランス・2014/9)
- 2014年10月 イタリア アビルメンテ・イタリア・ビセンザ・フェア
- 2015年3月 広島市 福屋広島駅前店
- 2015年3月 熊本市 グランメッセ熊本
- 2016年1月~5月 アメリカニューイングランド・キルト・ミュージアム
- 2016年5月~8月 アメリカナショナル・キルト・ミュージアム
- 2016年8月~11月 アメリカウィスコンシン・ミュージアム・オブ・キルト
- 2017年1月~3月 アメリカインターナショナル・キルト・スタディ・センター・アンド・ミュージアム
グランプリ&文部科学大臣賞(コンテンポラリー部門)
宇宙へ Towards Space
最上美和子Miwako Mogami 神奈川県 Kanagawa, Japan 201×184cm
着物地(シルク、コットン、ポリエステル)、オーガンジー ミシンピーシング、ミシンキルティング
文部科学大臣賞(トラディショナル部門)
私のボルチモアⅣ My Baltimore Album Quilt Ⅳ
焼田美紀Miki Yakita 北海道 Hokkaido, Japan 208×208 cm
コットン、アンティーク布(フィードサック・ヴィンテージ)
ハンドピーシング、ハンドアップリケ、ハンドキルティング、刺しゅう
■第13回 2015
応募総数 390(国内 352 海外 38)
受賞点数 79
審査員
- 名誉審査:リンダ・コルシュ(キルト作家)
- 上田葉子(キルト作家)
- 小関鈴子(キルト作家)
- ジュディ・シュベンダー(ナショナル・キルト・ミュージアム チーフキュレーター)
- 須藤玲子(東京造形大学教授、テキスタイルデザイナー)
- 岡本洋子(キルト作家・公益財団法人日本手芸普及協会副会長)
巡回先
- 2016年4月 東京都 東京都美術館
- 2016年5月 名古屋市 ジェイアール名古屋タカシマヤ
- 2016年10月 中国・北京 中国国際キルト芸術展
- 2016年11月 大阪市 阪神梅田本店
- 2016年12月 大阪市 マイドームおおさか
- 2017年3月 広島市 福屋広島駅前店
- 2017年5月~6月 福岡市 福岡国際センター
- 2017年1月~10月 サンノゼ・ミュージアム・オブ・キルト&テキスタイル
- 2018年1月~4月 ニューイングランド・キルト・ミュージアム
- 2018年9月 アメリカウィスコンシン・キルト&ファイバーアート・ミュージアム
- 2018年10月~2019年1月 ナショナル・キルト・ミュージアム
グランプリ&文部科学大臣賞(トラディショナル部門)
環 Ring
前川裕子Yuko Maekawa 北海道 Hokkaido, Japan 222×222cm
コットン、チュール、フェルト、ビーズ
ミシンピーシング、ハンドアップリケ、刺しゅう、ハンドキルティング
文部科学大臣賞(コンテンポラリー部門)
Into The Woods
鈴木幸子Sachiko Suzuki 千葉県 Chiba, Japan 177×179 cm
コットン、シルク、合繊、しおりひも
ミシンピーシング、ペーパー ファンデーション ピーシング、アップリケ、ミシンキルティング
■第14回 2017
応募総数 256(国内 231 海外 25)
受賞点数 82
審査員
- 小関鈴子(キルト作家)
- 須藤玲子(東京造形大学教授、テキスタイルデザイナー)
- 玉田真紀(尚絅学院大学教授)
- デニス・ロバーツ(2017キルトナショナル キルトジャパン賞受賞者)
- 岡本洋子(キルト作家・公益財団法人日本手芸普及協会副会長)
巡回先
- 2018年4月 東京都 東京都美術館
- 2018年5 ⽉ 名古屋市 ジェイアール名古屋タカシマヤ
- 2018年8 ⽉ イギリス バーミンガム フェスティバル・オブ・キルツ
- 2018年10 ⽉ イタリア アビルメンテ・イタリア・ビセンザ・フェア
- 2019年2 ⽉〜 3 アメリカ デイトナビーチ AQSスプリングフェスティバル
- 2019年3 ⽉ アメリカ ランカスター AQS スプリングフェスティバル
- 2019年4 ⽉ アメリカ パデューカ AQS スプリングフェスティバル
- 2019年7 ⽉ ⼤ 阪市 あべのハルカス近鉄本店
グランプリ&文部科学大臣賞(トラディショナル部門)
二色のダブルウェディングリング Bicolored double wedding ring
酒井尚子Shoko Sakai 神奈川県 Kanagawa, Japan 207×202cm
コットン、山道テープ
ミシンピーシング、ミシンアップリケ、ミシントラプント、ミシンキルティング
文部科学大臣賞(コンテンポラリー部門)
闇と光と Darkness and Light
能登和子 Kazuko Noto 秋田県 Akita, Japan 174×198 cm
和布、コットン、チュール
ミシンピーシング、ミシンアップリケ、ミシンキルティング
■第15回 2019
応募総数 266(国内 244 海外 22)
受賞点数 81
審査員
- 小関鈴子(キルト作家)
- 須藤玲子(東京造形大学教授、テキスタイルデザイナー)
- 玉田真紀(尚絅学院大学教授)
- ダナ・ジーゼマー(2019キルトナショナル キルトジャパン賞受賞者)
- 岡本洋子(キルト作家・公益財団法人日本手芸普及協会副会長)
巡回先
- 2020年4月 東京都 東京都美術館(コロナのため中止)
- 2020年5 ⽉ 名古屋市 ジェイアール名古屋タカシマヤ(コロナのため中止)
- 2020年10 ~11月 アメリカ テキサス州・ラ・グランジ・テキサス・キルトトミュージアム(コロナのため中止)
- 2020年11月 東京 クラフティング・アート・ギャラリー
- 2021年1~4月 アメリカ コロラド州・ゴールデンロッキーマウンテンミュージアム
- 2021年4 ⽉ 名古屋市 ジェイアール名古屋タカシマヤ
- 2021年 5⽉〜9月 アメリカ マサチューセッツ州・ローエル・ニューイングランド・キルトミュージアム
- 2022年2⽉ ~5月 アメリカ ウィスコンシン州・シダーバーグ・ウィスコンシン ミュージアム・オブ キルト アンド ファイバーアート
グランプリ&文部科学大臣賞(コンテンポラリー部門)
THE FOUR ELEMENTS-四元素- 地、水、火、風
Gabrielle Paquin ガブリエル・パクイン フランス France 141×192 cm
コットン、手染めコットン、ストライプ柄コットン
ミシンピーシング、ミシンキルティング、アップリケ(サテンステッチ)
文部科学大臣賞(トラディショナル部門)
アンティークに憧れて! 赤と白の世界
Longing for antiques! Red and white world
関口かず子 Kazuko Sekiguchi 神奈川県 Kanagawa, Japan 201×201cm
コットン /ハンドピーシング、ミシンピーシング、ハンドキルティング
入賞作品WEB作品展はこちら https://jhia.org/gallery/detail.html?id=11
■第16回 2021年 ミニチュアキルト部門新設
応募総数 528(国内 501 海外 27)
受賞点数 119点
審査員
- 小関鈴子(キルト作家)
- 須藤玲子(東京造形大学教授、テキスタイルデザイナー)
- 小倉文子(女子美術大学学長)
- 寺島暢子(キルトジャパン編集長)
- 岡本洋子(キルト作家・公益財団法人日本手芸普及協会副会長)
巡回先
- 2022年4月 東京都 東京都美術館
- 2023年4 ⽉ フランス ナント・Pour l’Amour du fil(International Show of the Arts of Thread )
- 2023年5月~8月 アメリカ ニューイングランド州・New England Quilt Museum
- 2023年8月下旬~11月上旬 アメリカ ウィスコンシン州 Wisconsin Museum of Quilts and Fiber Arts
- 2023年11月末~2024年2月 アメリカ 追加会場(調整中)
- 2024年3月~6月 アメリカ 追加会場(調整中)
- 2024年7月~10月 アメリカ ワシントン州・Pacific Northwest Quilt and Fiber Arts Museum
グランプリ・金賞& 文部科学大臣賞(トラディショナル部門)
フラワーダンス
金澤陽子(神奈川県)193 × 193 cm
金賞&文部科学大臣賞(コンテンポラリー部門)
思い出
長﨑早苗(東京都)188 ×188 cm
金賞&東京都知事賞(ミニチュアキルト部門*今回より新設)
花日和
上原陽子(埼玉県)29 × 29 cm
入賞作品一覧はこちら
応募部門と定義
- Aトラディショナルキルト部門 トラディショナルなアイデアを発想の核としながら新たに創作されたオリジナル作品
- Bコンテンポラリーキルト部門 テクニック、表現、素材など、自由な発想で制作されたオリジナル作品
- Cミニチュアキルト部門 ベッドカバーサイズ等のキルト作品のイメージを縮小、凝縮し、規定のサイズ内に表現されたオリジナル作品(縦、横ともに60cm以内、パターン(ブロック)で構成された作品の場合は、1つが縦、横ともに10cm以内)