小川 祐佳
刺しゅう講師
作品はロングアームドクロスステッチを習った時に、このステッチはクロスステッチの図案で刺せる事を知り刺したものです。これが本と同じ作品でないものを作る事ができると知った原点です。
Q1 刺しゅうを始めたきっかけ、始めた頃の刺しゅうに関する思い出について
前職の退職を機に習い始めました。3人の子育てとの両立が難しくなり退職する事に。以前から習ってみたかった刺しゅうを自分の為に始める事にしました。自分の中では好きだった仕事と引き換えですね(笑)
とっても楽しく習っていました。課題以外に子供の体操袋や上靴袋に好きなキャラクターを刺しゅうしたりアップリケしたり。拙い作品でしたが、今でもそれが嬉しかったと、言われるとわたしも嬉しいですね。
Q2 現在行っている刺しゅう活動
世界にはたくさんの刺しゅうがあり奥が深いです。それぞれの国でそれぞれの思いと共に刺される刺しゅう。まだまだ知らない事が多いですね。
それと同時に教室で刺しゅう講師としても活動しています。一針一針心をこめて刺していく楽しさ、あたたかさを伝えていきたいと思っています。
Q3 今ふりかえって思う刺しゅうの基礎を学んでよかった、刺しゅうを学ぶまたは刺しゅうを作る醍醐味について
存在すら知らなかった刺しゅうやステッチを知る事ができました。布の種類や糸の種類、針の種類、体験して学ぶ事で本当に多くの事を知る事ができました。そして、また、次に。
基礎がなければ今のわたしはありません。
一針一針刺している時は、どんな作品になるのかワクワクしながら刺しています。そして少しずつ出来上がっていくことが、とっても嬉しく幸せを感じます。そう、刺しゅうをする時は刺しゅう以外の事は何も考えないのです。それが醍醐味じゃないでしょうか(笑)