小さな布が織りなす豊かな色彩の芸術
針と糸で繋ぐ、生活に根ざしたクラフトは布の持つ温もりで世紀を超えて女性の心に豊かさを伝えてきました。 手作りの親しみ感じる身近なキルトから洗練されたアートキルトまで、手で縫う優しいキルトから、ミシンのテクニックを駆使したキルトまで、スタートは同じ布+布です。 花柄、水玉、ストライプ、お気に入りの布、思い出の布をはぎ合わせて、自分だけの作品を作りましょう。 キルトとは、表布と裏布の間にキルト綿をはさんで3層にしたものを一緒に、キルティングと呼ばれる刺し縫いなどで縫い合わせたものをいいます。 パッチワークは布と布をつなぎ合わせることですが、配色によって自分だけのオリジナルキルトをつくることができます。理論を学び、基礎をしっかりと身につけた作品は、出来栄えも違います。また布や糸を使ってものをつくることは、心に豊かさとぬくもりを与えてくれます。 当会のキルト部門のカリキュラムには、主に手縫いで制作する「パッチワークキルト」と、主にミシンで制作する「ミシンキルト」の2つがあります。 基本から応用までステップアップしながら学び、創作の世界を広げましょう。
キルト部門のコース
パッチワーク
パッチとは「つぎ合わせる」の意味で、小さくカットした布をつなぎ合わせることを表します。当会カリキュラムでは、手縫いの技法を学ぶコースをパッチワークキルトと呼びます。カットした直線の布を幾何学模様につないで四角にまとめたピースワーク、いろいろな形の布を土台布にのせて縫い付けたアップリケ、トップに1枚布が使われ、装飾的なキルトステッチで3枚の布を押さえたプレーンキルト。キルトはこの3つのスタイルが基本になっています。
ミシンキルト
キルトとは、表布に中綿と裏布を3層に重ねてキルティングを施したものです。当会のカリキュラムでは、ピーシング、アップリケ、キルティングとミシンを活用して制作するものをミシンキルトと呼びます。ミシンの機能を活用したテクニックも用います。
学習指導体系
キルト部門の学習指導体系は、パッチワークキルト・ミシンキルトともに、「本科」「高等科」「講師科」の3部です。 修得する進度は学習者により異なりますので、それぞれの理解度に合わせて指導が行われます。それぞれの最短履修時間は表でご確認ください。資格取得のための目安として、講師科までの最短履修期間は2年以上となります。
修了申請料について
課程 | パッチワーク | 学習者が納める申請料(税込) |
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本科 | 6,600 円 |
高等科 | 8,800 円 |
講師科 | 33,000 円 |
課程 | ミシンキルト | 学習者が納める申請料(税込) |
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本科 | 6,600 円 |
高等科 | 8,800 円 |
講師科 | 33,000 円 |
各課程の修了時には次のとおり申請料を納めていただくことで卒業となります。