日本を代表するキルトコンテスト
OVERVIEW
キルト日本展は国内からだけでなく、ヨーロッパ、アメリカを代表するキルトフェスティバルからも招聘依頼を受けている、日本を代表するキルトコンテストです。
第17回キルト日本展は、国内外10の国と地域から合計465点が集まり、第1次写真審査(8〜9月)、第2次実物審査(11月13日)を経て、A部門46点、B部門42点、C部門34点が入賞・入選作品として選ばれました。応募数は前回比88%と減少したものの、一様にレベル高い作品が出そろい、日本最高峰のキルトコンテストにふさわしい内容となりました。第17キルト日本展を、ぜひこのWEB展でご覧ください。
第15、第16回の受賞作品は下記URLよりご覧いただけます。
第15回受賞作品
https://jhia.org/gallery/detail.html?id=11
第16回受賞作品(抜粋)
https://m.jhia.org/nihonten/16th_result.html
今後もキルトの普及と発展を掲げ国内外に発信を続けてまいります。
Best of Exhibition
第17回キルト日本展の1次審査は、2023年7月24日に締め切られ、日本国内と海外併せて、10カ国から、《Aトラディショナル部門》223作品、《Bコンテンポラリー部門》139作品、《Cミニチュアキルト部門》103点、作品合計465作品の応募がありました。
キルト日本展の審査においては色彩、構成、技術に支えられた独創性と表現力、そして完成度を評価の指針として審査が進められました。 5名の審査員による実物審査(投票と採点)の後、それらを参考に白熱した討議が行われました。まず各部門の最優秀作品が決定され、その3作品の中からトラディショナル部門の作品がグランプリに選出されました。 今回のグランプリ受賞作品はキルトの基本テクニックであるピースワークを用いて、全体を1つのパターンのみで表現しているという事、また和布のグラデーションの表現がシンプルな中に緻密さが光る作品であったと言えるでしょう。
Traditional
パターン・アップリケデザインなどトラディショナルを発想の核としながらイノベイトされたオリジナル作品
国内外キルト雑誌各紙および各協賛社が選んだ優秀作品
Contemporary
テクニック、表現、素材など、自由な発想で制作されたコンテンポラリーキルト
コンテンポラリー部門の最優秀作品。
各審査員により選出された作品
国内外キルト雑誌各紙および各協賛社が選んだ優秀作品
Miniature
ベットカバーサイズ等のキルト作品のイメージを縮小、凝縮し、規定のサイズ内に表現されたオリジナル作品
国内外キルト雑誌各紙および各協賛社が選んだ優秀作品
JUDGES
岡本洋子/Yoko Okamoto
キルト作家、日本手芸普及協会副会長小倉文子/Fumiko Ogura
女子美術大学学長小関鈴子/Suzuko Koseki
キルト作家須藤玲子/Reiko Sudo
テキスタイルデザイナー、東京造形大学名誉教授寺島暢子/Nobuko Terashima
キルトジャパン編集長