カリキュラム
入門科
入門科では針と糸を持つところから、10の編み方を学び、小物からウェアまで5つの作品作りで編み物の基本を習得します。、棒針編みの約束事を理解し、修了時にはスタイルブックの編み図を見ながら、一人でも迷うことなく編めるようになることが目標です。
ミニマフラー
透かし模様の課題作品。細いライン状に並んだ透かし模様が上品なアイボリーのミニマフラーです。
ポンポンキャップ
すべり目の模様の課題作品。パープルとシルバーグレーの間に渡るネイビーがモダンな格子模様を作ります。
ショール
ドライブ模様の課題作品。ゆったり羽織れる3回巻きドライブ編みの大判ストール
地模様ベスト
10種の編み方を学んだら、いよいよウエアにチャレンジします。ポコポコと表情豊かな地模様がかわいいベストは、深いUネックがどこか懐かしくも新鮮です。
講師科<改訂版>
講師科では製図と割り出し方を学び、自分サイズのニットウェアが編めるようになるのが目標です。製図の基本を理解することで、いろいろなデザインに挑戦できるようになります。
自分のサイズで書いた原型製図
最初に採寸の方法を学習します。採寸で求めたサイズを身体の形に簡略化して表現したのがボディ原型です。製図の一番の基本なのでしっかり理解しましょう。
自分のサイズの原型から展開したハイネックプルオーバーの製図
基本的なプルオーバーの製図をします。先に学習し、作成したボディ原型から展開して書きます。このあと、実際に編むための「割り出し」の方法を学習します。
ラウンドネックプルオーバー
自分サイズで編む最初の作品です。脇、肩などの模様調整のしやすい、小柄な模様を選びましょう。
円形製図法で書いたスカートの製図、及びその製図で編んだ作品
棒針編みの分散増減法を使って編むフレアースカートです。外郭線で増減しないで模様の大きさを変えることで寸法を変えていくので、模様がくずれずに美しいシルエットが表現できます。ここでは円形製図法を使ってフレアースカートの製図を書きます。
指導員<改訂版>
指導員ではアイテムやスタイルごとの製図について学習し、5つの作品を制作します。製図のバリエーションを理解することで、応用力を磨き、イメージしたデザインを形にできるようになります。
ポロカラープルオーバー
前立てと小さな衿のポロカラーをつけたプルオーバーです。衿はゲージ調整をして編んでいます。衿の編み方、付け方を覚えましょう。
ヘチマカラーのラグランスリーブジャケット
後ろから前の衿止まりまで刻みがなくやや丸みのある衿をヘチマカラーといいます。ヘチマカラーの製図とフリーラグランスリーブの両方の製図を学びます。
ラグラン型丸ヨークのプルオーバー
ラグランスリーブから製図展開する丸ヨークです。横に分割して模様を入れる方法で、前後別々に割り出しをして輪に編みます。後ろと前で減目のリズムを変えることで体に沿ったヨークが出来上がります。
手袋
5本指の手袋の甲部分に透かし模様を配置しました。利き手で採寸して自分サイズで製図を書くことをおぼえましょう。
ニット部門のコース
かぎ針編み
繊細でかわいらしいレース模様やモチーフを編むことができるかぎ針編み。手軽な技法でありながら、その作品は身に着けるものだけではなく、雑貨やインテリアにもよく使われ、私たちの生活の中に彩りを加えてくれます。
棒針編み
伝統的な編み込み模様、立体的なアラン模様、繊細な透かし模様などがある棒針編み。身近なファッションにも取り入れやすい表情豊かな編み地には、いつの時代にもフィットする不思議な魅力があります。
手編み
かぎ針編み・棒針編み2コースの指導員課程の学習を修了すると、准師範の学習をスタートできます。准師範では新しくアフガン編みや斜め編みの技法を習得します。これまで学んできた課程を復習しさらに理解を深めます。
魔法の一本針
高雄清子氏考案「魔法の一本針」は、一本の針で棒針・かぎ針・アフガン針の3技法の作品を作ることができます。「魔法の一本針」のインストラクターになるためのコースです。
製図科
編み物の製図はかぎ針編み・棒針編み・手編みの各課程で学習しますが、製図科ではより多くのアイテムやスタイルに生かせる製図法を学習します。編み物製図に興味のある方でしたら、どなたでも受講できます。