公益財団法人日本手芸普及協会 Japan Handicraft Instructors’ Association

カリキュラム

本科

手縫いの基本からスタートし、小物づくりでミシン縫いの基本を覚えてから、パンツ、チュニック、ブラウスを作ります。制作する課題は6点です。

1

アームピンクッション

手縫いだけで仕上げるアームピンクッションです。玉結びやぐし縫い、玉止め、まつり縫いなどの手縫いのテクニックを学びます。

2

ソーイングケース

カッターや目打ちなどの手芸ツールを収納して持ち歩けるケースです。キルティング素材を使ってバイアステープで始末する縁どり(パイピング)のテクニックを学びます。

3

パンツ

ウエストはゴムではきやすいパンツです。脇の縫い目を利用したシームポケット・続き袋布の作り方を学びましょう。

4

チュニック

後ろヨーク切り替えにギャザー、袖口にタックの入ったチュニックです。衿ぐりを共布のバイアス布で始末する方法やスラッシュあきの縫い方を学びましょう。

高等科

型紙のサイズ補正の基本やロックミシンを使った縫い代の始末を覚えます。新しくニット素材の扱いにも挑戦します。課題は4点制作します。

1

バッグ

テキスト(A4サイズ)が入る大きさの基本パターンを元に、まちのあるバッグにサイズを調整します。

2

プルオーバーシャツ

短冊あきの作り方と衿付けを学びます。縫い代の始末はロックミシンを使います。

3

パンツ

ファスナー付けや脇ポケットの作り方、ウエストベルトの縫い方など、カジュアルなパンツの仕立てを学びます。

4

ポロシャツ

ニット地は地縫いと縫い代の始末が同時にできる4本ロックミシンで縫い合わせます。2台のミシンを使って、カットソーを仕上げます。

講師科

1枚仕立ての縫い代の始末について詳しく学習します。最後の課題としてフード付きのハーフコートを仕立てます。課題は3点制作します。

1

シャツ(台衿付きシャツカラー)

ヨーク、袖口の短冊あき、衿つけを学びます。身頃にダーツ、衿をスタンドカラ―、袖口のあきを剣ボロにするなどの応用の技術も学びます。

2

ワンピース

コンシールファスナーあき、衿なしの見返し始末、セットインスリーブの衿つけを学びます。下身頃にタックを入れるなど、応用の技術も学びます。

3

フードつきハーフコート

上着としての、1枚仕立ての縫い代の始末を学びます。フードはスタンドカラ―に変更することもできます。

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