主な内容
講座詳細
【講師紹介】
講師:能澤慧子(のうざわけいこ)
お茶の水女子大学卒。東京家政大学教授・同 副学長を経て2018年より同大学名誉教授。専門は西洋服飾文化史で、ファッション史系の著書多数。2007年より文部科学省教科用図書検定調査審議会委員を担当。その他各地美術館での展覧会監修などを多数手がける。2024年6月(公財)日本手芸普及協会 第12代会長に就任。
【目次】
はじめに ニードルワークとは、ヨーロッパの刺繍の発達の段階
Ⅰ ハードウィック・ポートレートに描かれた刺繍
1.ハードウィックのベス、2.ハードウィック・ポートレート(エリザベス女王1世のドレス、16世紀 イギリスの女性ファッションなど)
Ⅱ 18世紀の男性ファッションと刺繍、アビとヴェスト
1. 18世紀後期の男性のファッション、2. 18世紀後期の実物衣装に見る刺繍
Ⅲ 20世紀、アール・デコ・ファッションと煌めく刺繍
1.アール・デコと女性ファッション(アール・デコ、20世紀初期の女性ファッション)、2.煌めく刺繍(1920年代のビーズとシークィンの大流行)
【使用した画像】
神戸ファッション美術館
東京家政大学博物館
National Trust for Places of Historic Interest or Natural Beauty
【おすすめポイント】
豊富な映像資料をご覧いただきながら、解説をお聞きいただきますので、ヨーロッパの博物館を見学しているような気分でご覧いただけます。過去の優れた手仕事の映像には、今に伝わる技術の本流を垣間見ることができ、皆様の創作意欲をかきたててくれることでしょう。